知ってた?名刺が使われるようになったワケ

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知ってた?名刺が使われるようになったワケ

(2020.01.22)

現在、ビジネスの場は「挨拶」と「名刺交換」から始まります。
名刺は自己紹介や連絡先を示す他に、コミュニケーションを深めたり事業内容をアピールするためにも必要なツールです。
そんなビジネスには欠かせない名刺ですが、いつ頃から存在し、どのように日本でも使われるようになったのかご存知ですか?
今回は、そんな名刺の文化や歴史についてご紹介していきます。

〇名刺の起源は中国から
名刺の起源には様々な説がありますが、一般的には中国が発祥だと言われています。
248年に没した三国時代の武将・朱然の墓から名刺が発見されました。
当時はまだ、「竹簡」(竹を割って文字を書けるようにしたもの)が使用されている時代で、朱然の墓から発見された名刺も「竹簡」を使用して作られていました。
この「竹簡」に使用した竹のことを「刺」と呼んでおり、名前を書いた「刺」ということで「名刺」となった、というのが名刺の起源とされています。



その後、名刺は16世紀頃にヨーロッパへ渡り、ドイツで使用されたことをきっかけにヨーロッパ中に広がっていきます。
そうして18世紀頃にアメリカでも使われ始めた名刺は、やがて日本でも使われるようになります。

〇日本で名刺が使われ始めたのは19世紀江戸時代!
日本では、19世紀初期である江戸時代から名刺が利用され始めたと言われています。
当時は墨で和紙に名前を書いたものを、訪問先が不在だった際に置いてくるという使い方をしていました。(現代における郵便物の不在票と同じようなもの)

幕末開国頃、印刷技術が西洋から日本へと伝わったことがきっかけで、名刺も手書きのものから印刷のものに変わりました。
また、当時の名刺には家紋が書かれており、その下に名前が記載されていたと伝えられていますが、現代の名刺におけるロゴや顔写真がその家紋と同じ位置づけなのではと考えられています。

こうして時代と共に、名刺はどんどん利用されるようになり、明治時代以降にはすでに社交の場において必要なアイテムとなっていったようです。



名刺には長い歴史があり、また今も進化しています。
自身の目的や相手にどのような印象を残したいかを想定し、記載する内容やデザインを考えることが大切です。
大阪市に事務所を構える名刺デザインのiplus..では、お客様の目的やご要望に合わせた「お問い合わせに繋がる」「印象に残る」そんなブランディング名刺を作成しています。
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