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2025.10.15

デザインよりも大事?伝わる“構成と文章”の作り方

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  • ホームページ制作

デザインよりも大事?伝わる“構成と文章”の作り方

ホームページをつくるとき、まずデザインについて考える人が多いと思います。見た目の印象はとても大事ですが、実はそれだけでは“伝わる”ホームページにはなりません。どんなにきれいでも、伝えたいことが整理されていなかったり、文章がむずかしかったりすると、見ている人は途中で離れてしまいます。

本当に大切なのは、「どんな順番で」「どんな言葉で」伝えるかという“中身の部分”です。構成と文章がしっかりしていると、見る人に安心感が伝わり、「ここにお願いしてみよう」と思ってもらえます。

今回は、デザインよりも大事な“伝わる構成と文章”の作り方について、わかりやすく紹介します。

なぜ「デザインより構成と文章」が大事?

たしかにデザインは第一印象を決める大事な要素。でも、どんなにおしゃれでも、「何ができるのか」「どんな人に向けたサービスなのか」が伝わらなければ、せっかく訪れた人もすぐに離れてしまいます。

ホームページの目的は、“見てもらうこと”だけではなく“行動してもらうこと”。たとえば、予約をしたり、問い合わせをしたり、商品を見てもらったり――。
そのためには、デザインも大切ですが、「伝え方」や「見せ方の順番」がとても重要になります。

しっかりとした構成があれば、訪れた人が自然とページを読み進め、「ここなら安心できそう!」「もう少し詳しく知りたい」と思ってくれる可能性が高くなります。そこにわかりやすい言葉が加わることで、はじめて“伝わるホームページ”になるのです。

つまり、デザインは「伝えるための器」!中に入れる“構成と文章”がしっかりしていなければ、どんなにきれいな器でも中身は伝わりません。

「伝わる構成」の考え方

「構成」というと少しむずかしく聞こえますが、かんたんに言うと「どんな順番で情報を並べるか」ということです。

ホームページを見に来た人は、最初からじっくり読むわけではありません。パッと見て、「自分に関係ありそうか」「信頼できそうか」「ここなら大丈夫そうか」を数秒で判断しています。
だからこそ、ページの流れを“見る人の気持ちの動き”に合わせて考えることが大切です!

基本の流れ(例:トップページ)

① 最初に「ここは自分に関係ある」と伝える

ホームページを開いた瞬間に、「自分に関係のあるサイトだ」と感じてもらえることが大切です。

キャッチコピーや写真で、どんな人に向けたサービスなのかをひと目で伝えましょう!

② 次に「どんなことをしているのか」を説明する

見る人は「ここは自分に合っていそう」と感じたあと、「どんなことをしている場所なのか」を知りたくなります。

サービス内容や特徴を、専門用語をできるだけ使わず、シンプルな言葉で伝えましょう

③ そのあとに「信頼できる理由」を示す

見ている人が「ここなら安心できそう」と思えるように、信頼につながる情報を入れましょう。

たとえば、実績やお客様の声、スタッフ紹介など、“人が見える情報”があるとより伝わりやすくなります。

④ 最後に「行動を後押しする」

ページを読んで「いいかも」と思った人が、次の一歩を踏み出しやすいようにしましょう。

お問い合わせボタンや予約フォームなど、行動につながる導線をわかりやすく配置するのがポイントです。

「伝わる文章」の書き方のコツ

文章は「誰に」「何を」「どう伝えるか」を意識すると、ぐっと伝わりやすくなります。むずかしい言葉や専門用語ばかりでは、せっかく読んでくれた人も途中で離れてしまいます。

ポイント①:読む人の立場で書く

自分たちが伝えたいことではなく、読む人が知りたいことや不安を解消する内容を書くと共感されます。

「PRP療法は自己血由来の成長因子を利用します」→「自分の血液を使って、治る力を高める治療です」

ポイント②:文章は短く、区切って書く

長い文章は読むのが大変です。段落や見出しで区切り、スマホでも読みやすくしましょう。

ポイント③:ベネフィットを伝える

「機能や特徴」よりも、「これを使うとどう良くなるか」を伝えると、読んだ人が行動しやすくなります。

「最新の設備を導入」→「痛みを最小限にした、安心の検査ができます」

ポイント④:結論は先に、詳しい説明は後に

読み手が知りたいことを先に伝え、詳しい情報は後から補足すると理解しやすくなります。

ホームページの構成でよくある失敗例

ホームページでは、構成や文章を工夫しても、つい次のような失敗が起こりがちです。

✖ 自分たちが言いたいことばかり詰め込む

「お知らせ」「特徴」「社長の思い」など、書きたいことばかりを並べてしまうと、読む人に伝わらない…ポイントは、読む人が知りたいこと・安心したいことを優先することです。

✖ 強みがたくさんあって結局どこが良いのかわからない

複数の特徴を全部説明しようとして、メリハリがなくなるパターンです。伝えるときは本当に伝えたい1~2つのポイントに絞ると印象に残ります。

✖ 文章が長くて読まれない

改行が少ない・専門用語ばかり・一文が長すぎる文章は、特にスマホでは読みにくく途中で離脱されやすいです。
短く区切る・見出しをつける・やさしい言葉に置き換えるだけで読みやすくなります。

✖ お問い合わせへの導線がわかりにくい

ページを見ても「どこから予約や問い合わせをしたらいいかわからない」状態になり、行動につながりません。ボタンの位置や文章で行動を後押しすることが大切です。

まとめ:見た目を整える前に、“伝わる設計図”を作ろう

ホームページは、デザインを整えることも大切ですが、まずは**“伝わる設計図”**を作ることが成果につながります。
構成と文章をしっかり考えることで、見た目以上に人に伝わるページになります。

  • 見る人の順番に合わせた構成
    共感 → 理解 → 安心 → 行動の流れを意識する
  • 読む人目線の文章
    専門用語は避け、やさしい言葉で伝える
  • 伝えたいことは絞る
    強みや特徴を1~2つにまとめると印象に残る
  • 行動につなげる導線
    お問い合わせや予約ボタンをわかりやすく配置する

デザインはあくまで「伝えるための器」!その中に入れる構成と文章が整っていれば、成果がより出やすくなります。

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